Before
これまで手作業でコンプレッサーの組み立てを行っていました。高い精度が求められる嵌め合い部分では特に作業者の力量によって精度のバラつきが発生し、それによって割れや不良品の発生が起こっていました。また、常時作業者が張り付く必要があり、必要以上に工数がかかってしまい、コストアップの要因となっていました。
コストダウン事例
After
レーザー変位計によって位置決め機能を持ったコンプレッサー組み立てロボットを導入し、自動化することによって高い精度の製品を供給することが可能になりました。これまで、作業員が手作業で行っていたため発生していた品質のバラつきがなくなりました。また、24時間無人で組み立てが行えるので、工数の削減にもつなげることが可能になり、大幅なコストダウンを行うことができました。
コンプレッサーのケーシングと歯車部のように、高度は嵌め合い精度が求められる組み立て作業を自動化することによって、高精度な製品の安定供給だけではなく、省人化によるコストダウンを行うことが可能になります。また、ロボットの導入によって作業員の肉体的負担が軽減されるだけではなく、24時間の無人での組み立て作業を行うことも実現できます。