この自動機は食品・飲料のパッケージを行う自動機です。ポイントは、キャップと瓶の方向を整えることです。そのため、まず、キャップを自動機内で整列をした後、キャップが流れる間隔を吸着搬送時に行う工夫がされています。そうして、キャップの流れる間隔が瓶への装着をする処理時間に合わせられ、あらかじめ位置と方向を整えた瓶へと装着されていきます。キャップを瓶への装着させる際には、樹脂製のキャップへの傷がつくことを防止するために、吸着パッドを採用しています。この“キャップの高精度貼り付け装置”を生産ラインに導入することで、これまで人的な作業で処理に大幅な時間がかかっていたところ、1時間に400個の処理が可能となり、商品の出荷台数が増えることで、市場への商品の投入をスムーズに行うことができます。